Gemini 2.5 Proは12月1日から3.8 Flashへ自動切替|インスタ投稿文の自動化で直す所【2026】
Gemini APIで gemini-2.5-pro か gemini-2.5-flash を指定してインスタの投稿文を自動で作っている場合は、2026年12月1日までにモデル名と設定を直します。
何もしないと、12月1日から別のモデルへ自動で切り替わり、料金もそのモデルの単価になります。
先に結論をまとめます。
gemini-2.5-pro は gemini-3.8-flash へ、gemini-2.5-flash は gemini-3.5-flash-lite へ、12月1日から自動で切り替わる
- 切り替え先では
temperature が効かず、最後を model の発言で終える頼み方は400エラーになる
- 直す所は「モデル名」「温度の設定」「思考の設定」「書き出しの指定」の4つ
これは2026年11月3日に、Gemini APIのリリースノート(November 2, 2026の項)と廃止予定のページの本文で確認した内容です。
インスタ運用への当てはめ方は編集部の提案で、切り替え後の投稿文の質や反応を保証するものではありません。
12月1日に何が変わるか
12月1日から、gemini-2.5-pro と gemini-2.5-flash を指定した依頼は、Googleの側で別のモデルへ自動で回されます。
リリースノートの原文は「all API requests to gemini-2.5-pro will automatically route to gemini-3.8-flash and be billed at Gemini 3.8 Flash rates」です(Gemini APIのリリースノート)。
| 今指定しているモデル |
12月1日からの行き先 |
料金の扱い |
gemini-2.5-pro |
gemini-3.8-flash |
3.8 Flashの単価で請求 |
gemini-2.5-flash |
gemini-3.5-flash-lite |
3.5 Flash-Liteの単価で請求 |
gemini-2.5-flash-lite |
変わらない(廃止予定に入っていない) |
これまでどおり |
2つのモデルは、すでにGoogle AI Studioの画面では選べなくなっています。
廃止予定のページには、gemini-2.5-flash-lite は廃止予定ではなく、追って知らせるまでAPIで使えると書かれています。
影響があるのは、APIでモデル名を書いている人
この発表はGemini APIの話です。
Googleスプレッドシートの拡張機能(Apps Script)や、自動化ツール、自作の仕組みからGemini APIを呼び、投稿文やハッシュタグの下書きを作っている人が当てはまります。
当てはまるかは、仕組みの中のモデル名を見れば分かります。
gemini-2.5-pro か gemini-2.5-flash と書いてある:12月1日までに直す
gemini-2.5-flash-lite と書いてある:今回の対象ではない
- Geminiアプリの画面で話しかけているだけ:今回のリリースノートには書かれていない
放っておくと、投稿文の作り方が変わる
自動で切り替わっても、仕組みは止まらずに動き続けることがあります。
そのぶん気づきにくく、投稿文の調子が変わったり、頼み方によってはエラーで止まったりします。
切り替え先のモデルでは、Gemini 3.6 Flashと3.5 Flash-Lite以降の決まりが当てはまります。
Gemini 3.6の説明には、次のように書かれています。
temperature・top_p・top_k は非推奨で、送っても無視される。将来のモデルでは400エラーになる
- 最後の発言が
model の依頼(書き出しを先に入れておく頼み方)は、400エラーになる
3.8 Flashへの移行ガイドでは、thinking_budget を thinking_level に置き換えるよう案内しています。
3.8 Flashで選べるのは low・medium(既定)・high で、minimal は使えません。
料金はどう変わるか
切り替わったあとは、行き先のモデルの単価で請求されます。
下の表は、Gemini APIの料金ページの有料枠(Standard、100万トークンあたりの米ドル)を、2026年11月3日に確認したものです。
| モデル |
入力 |
出力(思考を含む) |
gemini-2.5-pro(200kトークン以下の依頼) |
1.25ドル |
10.00ドル |
gemini-3.8-flash(2026年12月31日まで) |
0.75ドル |
3.75ドル |
gemini-3.8-flash(2027年1月1日から) |
1.50ドル |
7.50ドル |
gemini-2.5-flash(文字・画像・動画) |
0.30ドル |
2.50ドル |
gemini-3.5-flash-lite |
0.30ドル |
2.50ドル |
単価だけを見ると、2026年12月31日までは、2.5 Proから3.8 Flashへの切り替えは入力も出力も安くなります。
2027年1月1日からは、入力が1.50ドルで2.5 Proの1.25ドルより高くなり、出力は7.50ドルで2.5 Proの10.00ドルより安いままです。
ただし3.8 Flashは思考が初期設定で入り、思考の分も出力として数えられるため、1回あたりの合計は使い方で変わります。
単価の改定の予定は、当社のGemini API料金の改定予定の記事でも詳しく整理しています。
12月1日までに直す手順
直す順番は次のとおりです。
新しいモデル名は、廃止予定のページに載っている推奨の置き換え先です(廃止予定のページ)。
- 仕組みの中から
gemini-2.5-pro と gemini-2.5-flash の文字を探す
gemini-2.5-pro は gemini-3.8-flash に、gemini-2.5-flash は gemini-3.5-flash-lite に書き換える
temperature・top_p・top_k と candidate_count を消す
thinking_budget を使っていたら thinking_level に置き換える
- 依頼の最後に
model の発言を入れていたら消し、指示(システム指示)に移す
- 過去に作った投稿文と同じ依頼を1回流し、文の長さと調子を見比べる
3.5 Flash-Liteの思考の既定は minimal です。
3.5 Flash-Liteへの移行の説明では、件数の多い単純な処理はそのままでよく、道具を使う複数手順の処理は medium か high にするよう案内しています。
例:カフェの投稿文の自動作成を直す
ここからは説明用の架空の例です。
カフェの店主が、スプレッドシートに書いた新メニューのメモから、Gemini APIでインスタの投稿文の下書きを作っています。
今の設定は次のとおりです。
- モデル:
gemini-2.5-flash
- 文に変化をつけるため
temperature を高めにしている
- 依頼の最後に、
model の発言として「【本日のおすすめ】」を入れて書き出しをそろえている
このままだと、12月1日から次のことが起きます。
- モデルは
gemini-3.5-flash-lite に切り替わる
temperature は無視され、変化のつけ方が変わる
- 最後が
model の発言なので、依頼が400エラーで止まる
直したあとの設定は次のとおりです。
- モデル:
gemini-3.5-flash-lite
temperature を消す
- 「【本日のおすすめ】」は、最後の発言ではなく指示の中に書く
投稿文の調子をそろえるには、指示に書く
temperature が効かなくなったあとは、文の調子を指示の言葉でそろえます。
Gemini 3.6の説明も、結果をそろえたい時は、使い方に合わせたはっきりした決まりをシステム指示に書くよう案内しています。
先ほどの架空のカフェなら、指示は例えば次のようにします。
出力はインスタの投稿文だけにする。
1行目は「【本日のおすすめ】」で始める。
本文は3〜4行で、メモにない値段・数量・効果は書かない。
最後の行にハッシュタグを3つまで付ける。
指示にない言葉や数字を足さないよう書いておくと、投稿前の確認も短く済みます。
決まった形で受け取りたい場合は、出力の形を指定する構造化出力も使えます。
よくある質問
Q1. 12月1日を過ぎると、自動の仕組みは止まりますか?
リリースノートには、2つのモデルへの依頼は12月1日から別のモデルへ自動で回されると書かれています。
ただし、最後が model の発言の依頼は、切り替え先では400エラーになります(Gemini 3.6の説明)。
Q2. gemini-2.5-flash-lite も直す必要がありますか?
今回の廃止予定には入っていません。
廃止予定のページでは、追って知らせるまでAPIで使えるとされています。
Q3. 12月1日より前に切り替えてもよいですか?
リリースノートは、12月1日より前にモデル名を書き換え、移行ガイドを確認するよう案内しています。
先に直しておけば、切り替わる日に投稿文の調子が急に変わるのを避けられます。
Q4. Geminiアプリで投稿文を相談しているだけでも関係ありますか?
今回のリリースノートはGemini APIの話で、Geminiアプリの画面については書かれていません。
アプリで使える機能は、アプリ側の案内で確かめてください。
投稿づくりのどこにAIを使うか決めたいとき
AIで下書きする範囲と、人が確かめる範囲の分け方は、運用の体制ごとに違います。
運用全体のどこから見直すかを決めたい場合は、登録前に試せる無料診断を利用できます。
Instagram・SNS運用の1問無料診断で、今の運用タイプと最初に見直す点を確認する
診断は選択した回答をもとに改善案を表示するもので、Gemini APIの設定や、切り替え後の投稿文の質を確認・保証する機能ではありません。
公開日:2026-11-03
最終更新:2026-11-03
執筆:S.Earch編集部(AIを利用した原稿作成)。
運営:株式会社S.Line。
Gemini APIのリリースノート・廃止予定のページ・移行ガイド・料金ページの確認と、インスタ運用への当てはめに関する編集上の提案に基づく解説です。
カフェの投稿文の自動作成は説明用の架空の例です。